加齢臭が発生しやすい場所はどこ?
頭・おでこ・鼻・首回り・耳の後ろ・胸・脇・背中に多くあり、実際のところは上半身のほとんどすべて。(笑)
加齢臭は「皮脂腺」の中のパルミトオレイン酸が、過酸化脂質によって分解されることで発生するノネナールという物質が原因で起こります。皮脂腺は、頭・おでこ・鼻・首回り・耳の後ろ・胸・脇・背中に多くあり、実際のところは上半身のほとんどすべてです。(笑)
一番臭いが出やすい場所は、「耳の後ろ」
この中でも、一番臭いが出やすい場所は、「耳の後ろ」です。耳の後ろを気にして、しっかりと洗っているという方は少ないですから、どうしても皮脂がたまりやすい傾向にあります。そのため、耳の後ろをこするとにおいがする、という形で、初めて加齢臭を自覚される方は多いです。
2番目に多いのが、「頭」
頭は皮脂腺が体の中で一番多くあり、髪の毛で、むれやすいからです。また、頭に関しては加齢臭だけではなく、普通の体臭(アブラ臭いにおい)も発生しやすいので、様々なにおいが重なって、強くなりやすい傾向にあります。ですから、まくらにもにおいがついたりするんですね。
3番目に多いのが、「首筋(うなじ)」「顔」
これらは、洋服を着ずに露出している場所なので、どうしてもにおいが発生しやすい傾向にあるといえます。
しかし、皮脂腺の多い場所も個人差がありますから、加齢臭が発生する場所もひとによって異なるのです。
皮脂はなぜ必要なのか?
それでは、加齢臭のもと、ともいえる皮脂腺はなぜ存在するのでしょうか。
皮脂腺とは、皮膚の内部にある細胞の集まりで、主に皮脂を分泌します。体毛一本に対してそれぞれ皮脂腺が存在するのですが、体の場所によって発達しているところと発達していないところがあります。皮脂腺が発達している部分は頭やおでこから鼻にかけてのTゾーン、耳の後ろなどです。まさに加齢臭が発生しやすい場所ですね。
では、皮脂腺から分泌される皮脂にhあどんな役割があるのでしょうか。
皮脂とは、皮膚の表面で汗や油などがまざってできた薄い膜のことです。皮脂は脂肪酸やコレステロールでできているので、皮脂が多いと顔などがてかったりするのです。
この皮脂には、外界からの刺激から肌を保護したり、肌の水分の蒸発を防いだりといった役割があります。皮脂がないと肌が無防備になり、保湿ができずに肌がカサカサになったり炎症を起こしたりします。皮脂は多すぎると加齢臭の原因にもないrますし、見た目もよくありませんが、少なすぎてもいけないのです。(笑)
冒頭で「皮脂が加齢臭の原因になる」とお伝えしましたが、皮脂は悪いものではなく、このように体にとって必要不可欠なものなのです。
加齢臭が気になる場所を正しく洗おう
加齢臭が気になる場所を効率よく対策するためには、やはり気になる場所を「正しく洗う」ことが大切です。
加齢臭というと耳の後ろというイメージがあるかもしれませんが、実は顔も皮脂腺が多く存在するため加齢臭が発生しやすい場所なのです。特に眉毛から鼻のTゾーンといわれる場所は皮脂腺が多く存在していますから、清潔にしておかないと加齢臭の原因になります。
でも、洗いすぎもダメ!
ただし、この際にちゅいしなければならないことは、「体を洗いすぎて必要な皮脂を落としてしまわない」ということです。
加齢臭が気になる場所を徹底的に洗いたいという気持ちになるものなのですが、洗いすぎは禁物です。
皮脂を取りすぎるとたりなくなった皮脂を補充するためにもっと多くの皮脂を分泌することになり、帰ってにおいが強くなってしまう可能性もあります。
顔を洗う際は、泡立てネットなどで洗顔フォームやせっけんをしっかりと泡立てて、ごしごしこすったりせずにあわの力で不要な皮脂だけを取り除くように洗いましょう。
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